2007年5月6日日曜日

男女平等が実現されない世界

New ZealandのAuckland大で社会学のコースをとっていた時に、男と女に対するそれぞれの世の中の見方というものは、ある意味ステレオタイプ化しているということを教わった。例えば、スポーツ選手に関するものの見方だ。『雑誌の記事やTVの番組の中で』、と教授が言うには
『男のスポーツ選手に対しては、いかに彼の実力があるかということが話題が中心だが、女性に至っては彼女が何を着ていたかが話の中心になる。』
ビーチバレーで浅尾美和選手が、そのルックスから話題をさらっているけれど、別にNo1の強さを誇っているわけじゃない。上位の実力をもっているとはいえ、どちらかと言えば、世の中の興味はその外見にあるのが実情。女性で実力がトップのスポーツ選手は見た目が綺麗ならニュース枠を大きくさらっていくけれど、まあなんていうか、それほど見た目が際立っていい人でもない限り、ちょこと放映されて消えていく。

そもそも世の中が男と女に求めているのが違うのだから、男女平等の雇用機会も職場も、そして各分野における役割も、平等化が生まれる土壌は世界的に少ないのではないだろうか。とすれば、それぞれ何をするのが喜ばれるのかを巧みに利用する方が、何かとメリットは多い。


話は変わって、彼女の本、かなり売れてるらしいですね。



浅尾美和ファーストフォトブック「asao miwa」 [DVD付]

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