2007年5月26日土曜日

加熱する中国株

Nikkei NETより、

4月の中国株売買代金、日本株上回る
【上海=張勇祥】中国の株式市場が一段と過熱している。国際取引所連盟(WFE)の集計によると、上海、深センの両証券取引所の4月の合計売買代金が 6453億ドルと、日本市場(東京、大阪証券取引所の合計、5124億ドル)を初めて上回った。5月も同様の傾向が続く。中国の株式バブル崩壊への懸念からアジアの株価が軒並み下げるのをよそに、25日も上海総合指数は過去最高値を2日ぶりに更新した。

中国の売買代金は昨年10月まで月間1000億ドル前後で推移していたが、以降急増。横ばいで推移する日本を一気に抜いた。


13億人の超大国は経済規模でも日本を上回り出しました。来年の北京オリンピックへ向けて、通貨の自由化はもっと進むでしょうし、今や世界一の外貨準備高を抱える最大の輸出国です。加えてとにかく中国内部のお金が増えています。
2月は1ヶ月だけで日本円に換算すると3兆円も人民元が印刷されて民間に渡っています。
HiQより

余っているお金は行き場を求めて土地や不動産、株式市場へと流れることでしょう。バブルへと足を踏み入れ出した状態ではないでしょうか。崩壊する前のおこぼれに預かるチャンスは今なのかも知れません。とりたて海外への投資は為替の影響も大きく受けますが、こと人民元に関しては「今後人民元は安くなる」と言える人は一人もいないのではないか?という声も上がっていますし(記事「中国ビジネスのススメ」参照)、外貨投資だけに目を向けても実りある投資先であるといえます。



中国株二季報2007年春号



損をして覚える株式投資

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