2007年9月7日金曜日

収入を上げても豊かにならない

年収を上げることは意外と思いのほか簡単だったりする。

多くの人はお金持ちになりたい。少なくとも、あと少しだけ給料が多かったら、と願う。ちなみに、あと少しってどのくらい?と尋ねると、平均して現在の収入の15〜20%UP程度だという。とても少ない。というか1年以内にそのくらいは増やせるように世の中は出来ている。

さて、給料が増えても毎日の生活に劇的な変化は訪れない。急に明日から会社を辞めてファーストクラスで世界中を飛び回り、一泊$500以上するラグジュアリーホテル巡りをするといったゴージャスな目には会えない。では、そのようなことが可能な金持ちと一般の高給取りとの根本的な違いは何か?と考えた。

答えは簡単で、資産だ。お金がいくら積み重なってもお金でしかない。お金が、お金を生み出す「資産」に変わり、それが大きくなるに従って働かなくても済むような収入が自動的に入ってくるようになる。そして、時間、金、人を自由に動かせる富が手に入る。それこそが「豊かさ」なのだ。

あなたが世界中を飛び回って贅の限りを尽くしても、またこの休みが終わったら働いて稼がなくては等と、どこか足枷をはめられた気分でいるのではなく、次から次へとお金が湧き上がってくるため、これから先も何の心配もいらないといった気分になれることだ。こうした心を併せ持ってこその真の豊かさを得ることとなる。それを得るためには高級を取る、つまり収入を増やすだけではダメで、よりしっかりとした資産形成が不可欠となる。それが本当の金持ちと見た目だけのお金持ちを分ける明確な条件だ。

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