2007年9月10日月曜日

中国とかベトナム

あまりにも市場全体が好決算な中国は、アメリカの住宅ローン問題など、どこ吹く風といった株式市場の地盤の強さを見せています。一方で、10年前の中国と表現されている国ベトナムの株式市場も回復して来ました。今後、中国は人手不足により人々の給料が堅実に伸び始める時です。日本も30〜40年前のサラリーマンの初任給は12万円程度でしたが、今では22万円。ほぼ倍ですね。これが中国にも起こるということは簡単に想像出来ますし、そこで人件費が高くつくとなったら、海岸線で繋がっているベトナムへ生産の現場が移動するということです。

人々の暮らしが豊かになり、食生活も欧米化してくると、大量の家畜の生産が必要となり、穀物の価格は大幅な上昇を迎えることでしょう。日本でも来年になれば食料品の値段が顕著に値上がりすることと思います。そして、全世界はより多くのお金を消費するようになるのです。市場に多くのお金が溢れるとき、株も同じように値段が上がっていきます。

もしあなたがお金をただ銀行に眠らせているだけだとしたら?当然価値は大幅に減っていきます。お金は、お金自身を生み出すために働ける場所にいてこそ、貴重な資産となってくれるのです。

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