2007年12月26日水曜日

The Ritz-Carlton Tokyoにて記念日のお祝い


12月21日に記念日兼クリスマスのお祝い兼ホテルの下調べということで、東京ミッドタウンにあるリッツカールトン東京へ宿泊。リッツカールトン東京は、都内で一番高い東京ミッドタウンの最上階フロア45〜53階にホテル宿泊施設として入っております。そのため眺めは(もちろん)最高で、周りにもその視界を遮る物は一切ありません。となりに六本木ヒルズのビルがありますが、それを見下ろすような格好となります。

今回はクラブフロアと呼ばれる52F〜53Fの最上階フロアに部屋を取りました。クラブフロアとはクラブラウンジが使えるフロアで、こちらのラウンジではチェックインやチェックアウトを始め、常駐するコンシェルジェによるきめ細やかなサービス、また、1日5日に渡り様々な軽食が提供され、シャンパンやワイン、紅茶やコーヒー、フレッシュなジュースなどの飲物と共に無料で楽しむことが出来ます。この日も45Fの受付で名前を告げると、すぐにこちらのラウンジに案内され、のんびりとジュースを飲みながらのチェックインとなりました。写真はシャンパンと軽食のサラダとパンです。

クラブラウンジでは常に係の人が笑顔でサービスに努めてくれるので、とてもリラックスした時間を楽しめます。さり気ない会話や、飲物のオーダーを絶妙なタイミングで聞いてくれる配慮が、普通のホテルでは得られない雰囲気を作り出し、そのサービスの心に癒される感じです。

軽食を楽しんだ後、クラブフロアを出ようとすると、コンシェルジェの方が素早く部屋のカードキーや荷物を持ってお部屋まで案内してくれます。今回案内された部屋はクラブラウンジのある53F最上階にある角に面した部屋で、窓が通常よりも広くとられており、素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。東京タワーを見下ろせる景色と、日比谷方面の皇居側を見下ろせる景色の2つが楽しめます。

東京タワーが見下ろせるというのは、ちょっと気分が良いものです。っていうか、普段見下ろす景色ではなく、見上げる景色ですね。実際、東京ミッドタウンは248m、東京タワーは333mなので、タワーの方が高いはずですが、場所的にミッドタウンが高い位置にあるのでしょうか?見下ろせる感じがします。これ凄い。

リッツカールトン東京の客室は一番小さい部屋でも52平方メートルあります。うちのアパートよりも広いです。入って奥へ進んだ瞬間『広い!』と思いました。ホテルのウェブサイトにある間取りを見た時には広さをあまり感じていなかったのですが、いざ実際に部屋に入ってみると、文句無しに広いです。たまたま今回の部屋が角部屋ということもあり、入り口を入って右手奥にウォークインクローゼットが配置され、その分、部屋の中に家具を配置する場所が無いため、より広く空間を使えるような状態になっていたのだと思いますが、今まで泊まって来たホテルの中でも、ダントツに広いです。あまりにも感動したので、凄い凄いとコンシェルジェの人に何度も言ってしまいました。コンシェルジェの方も色々と説明してくれて、至れり尽くせり感が増えます。しかも終始笑顔。こういう接客は素晴らしい。
また、ベッドも大きいです。キングサイズのベッドが一つ部屋の中央に陣取っているわけですが、このベッド、とても大きいんです。自分と恋人が端と端に離れて寝て、お互いに手を伸ばしても届かないくらいの大きさです。素晴らしい。
また、ベッドサイドにはターンダウンサービスでミネラルウォーターとチョコレートが置かれていました。ホテルの客室内はエアコンによって空気が乾燥しているので、寝ている間に口の中がカラカラになったりします。こいつを置いておけば、明け方に目覚めても、すぐに喉が潤せて良い感じ。もちろん寝る前に飲んでも良いです。こちらのミネラルウォーター、まったくクセがなく、とても飲みやすい水です。

部屋に戻ってから、二人とも少し小腹が空いたのでピザとフライドポテトをルームサービスで注文しました。フライドポテト単品はメニューに書いてませんが、出せないメニューなどありません。例えカツ丼がメニューになくとも作って持ってくるのが、このホテルの凄さです(と、とある雑誌が書いてました)。フライドポテトくらい余裕。自分はベジタリアンなので、ピザは肉とか抜いて下さいとリクエスト。マッシュルームのピザから肉を一切抜いて御出ししますということなので、それを注文しました。

30分くらいでルームサービスの方がテーブルをセットしにやって来ました。とてもフレンドリーな人で、東京タワーの電気が消える瞬間を二人で見るとしあわせになれるんですよ、なんてトリビアも教えてくれました。現在クリスマス期間限定の東京タワーのサービスとかで。もっともその電気が消える時間が20:30ということだったのですが、既に過ぎてるし、、、と思っていたら、深夜12:00にも消えるのでチャンスはあるとのこと。嬉しいことに、12:00のライトオフはしっかりと二人で見ることが出来ました。これでしあわせゲット。

さて、意外と高いと思われるかもしれないリッツカールトンのルームサービス。はたしてそのピザのお値段は、、、



3000円です。特にルームサービスは高くないです。とても良心的なお値段。すばらしい。ピザのサイズも結構大きいもので、フライドポテトと合わせるとお腹が十分膨れました。くるしい。

食事の後は記念日のお祝いケーキを二人仲良く食べました。ルームサービスの人が紅茶なども無料で準備してくれて、心温まるサービスいっぱいです。お腹もいっぱい。。。

気分も最高のまま広いバスルームでのんびりとお湯につかり、大きく広い、気持ちのよいベッドで眠りにつきました。シモンズ製。良いベッド。うちに欲しい。熟睡。。。


次の日はあいにくの曇り。午後18時頃から雨の予報となっておりました。とはいえ、高層階にいるためあまり気分も落ち込むことなく、日の出の時間とされていた6:45頃に目覚めて窓の外の景色を眺めます。下の画像の様に、窓から見える景色はすべてを下界に見下ろす感じです。画像からは伝わって来ませんが、当日の朝はなんとなく気分が良い明るさに包まれていました。デジタルカメラでもその雰囲気を撮ることは難しいみたいで、うまく伝えられないのが残念。

この日は朝食をクラブラウンジで食べ、46Fにあるプールで一泳ぎし、ジャグジーでのんびりと六本木ヒルズを見下ろしながらリラックス。このシチュエーションがありえないな、と思いつつ。

ちなみにプールやジムの利用は無料で使うことが出来るのですが、自分達以外誰も泳いでいなかったです。ジムの方は外国人の方々と日本人の方数人が使用していた模様。プールとジムではミネラルウォーターなどが常備され、飲み放題となっております。また、ロッカールームが1050円で利用出来るのですが、シャワー付きで、バスローブや各種アメニティーが完備されております。至れり尽くせりですね。スパ施設も5250円で使えます。こちらは今回未使用だったのですが、次回行った時に使おうと思っております。ミストサウナとか楽しめるらしい。最高ではないか。

心地良い運動で汗を流してリラックスし、完全に生き返った後は、クラブラウンジでお茶とケーキを楽しみながらチェックアウトしました。クリスマスシーズンと言うこともあってか、リッツカールトンで売っているブッシュドノエルのケーキも提供されていました。買うと3000円くらいのケーキなのですが、こちらでは無料で楽しめるようになっております。自分は朝食を食べ過ぎていたので、恋人が食べていたのを一口だけ頂きました、が、とても美味い!!
また、クラブラウンジはチェックアウト後もゆっくりしていて構わないみたいだったので、昼食を楽しんでから帰ることも出来ます。慌てることなく時間を贅沢に使えるのは嬉しい限り。下に降りて人混みの喧噪の中を帰りたくないなぁ、、、という気分にさせられました。

ただ、気がついてみると、ここへ来る前の体のストレスは消えており、妙に心地良い気分に満たされています。自分が一回り大きな精神状態になったような気分です。リッツカールトンへはリフレッシュするためにエネルギーを貰いに来る人もいると聞きましたが、泊まってみるとその意味が分かると思います。たった1日過ごすだけで、気分が癒されている自分を発見することでしょう。


[サプライズ]

帰る前にクラブラウンジでゆっくりしていた際に、そういえばせっかく来たのだからお世話になっている方にも挨拶していこうかな?と思い、その人が本日出社しているかコンシェルジェの方に尋ねたところ、なんとわざわざクラブラウンジまで来て下さいました。しかも!プレゼントに御花を持って来てくださいました!!素晴らしい〜!!
さらに、御花だけではなく、クリスマス期間限定のリッツカールトンライオンもプレゼントして頂きました!嬉しい限りです。こちらの御花とライオン、現在うちのアパートをにぎやかにしてくれています。こうしてリッツを出発した後も、素晴らしい思い出がいつまでも残るというわけです。はい。今後も何度も利用させて頂きます。

というわけで、今回の滞在にて、リッツカールトン東京は素晴らしいホテルであるということを確かめることが出来たので、自分の知り合いが東京に来る際は、こちらのホテルに宿泊させようと思っております。自信を持って招待致します。はい。




リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間



リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則

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