2008年3月5日水曜日

ドルが安いと、そちらを買いたくなる

不動産価格の崩壊とドルが安とくれば、現在のアメリカの土地の値段は偉く安いことが推測出来る。下手すると不良債権化されている物件は破格の安さだろう。こちらを今強くなっている外貨(つまり日本円)で買っておき、暫く放置してアメリカが回復した時に売りに出せば、結構な利回りを期待出来ます。良い投資ですね。

不動産でなくとも、Appleのように最近売れ筋になっている商品を持っている会社と言うのは強いと思います。というのも、iPodやMacの値段は日本国内では変わりません。しかし、為替レートは非常に変わっているので、その差額分がAppleの利益と直結しています。原材料を買うお金が安いのだから、あまり変わらないのでは?と思いきや、製品は直接中国などの工場から出荷されているみたいなので、かなりコスト管理は出来ていると思われます。荒利が高い製品ってのは良いですね。

とはいえアメリカで優秀な企業は不景気になると非常に限られてくるわけで、安心して投資出来るのは、いまだに2桁の成長率を維持する中国ではないかと思います。こちらも米ドルにほぼ連動して動いている為替なので、円がドルに対して強い昨今、非常に買いやすくなっております。アメリカの消費が落ち込んでも、国内でお金を稼ぎまくるのに熱心な13億人の人口が、先進国のライフスタイルに憧れて消費を始めますから、その経済効果は今後も加速されていくことでしょう。

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