2008年7月18日金曜日

中国は今年も2桁の成長率か

[北京 17日 ロイター] 中国国家統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比10.1%と、第1・四半期の同10.6%を下回り、07年通年の11.9%から減速した。輸出鈍化や中国人民銀行(中央銀行)の信用抑制措置が響いた。

中国政府の目標としては、加熱する経済を抑えるためにGDP成長率は8%にしたいそうですが、今年前半を見る限りでは2桁の成長率を維持しているようです。

世界が金融ショックに揺れる中で、中国の輸出が減っていることを問題視している声もありますが、今後の中国経済は外国からの需要よりも国内の需要、つまり内需によって大きく成長するものと思われます。かつての日本も経済の80%は内需によって支えられ、世界で2番目の経済大国になりました。中国は13億人の国ですから、そこから生じる需要はどれほどのものか?と考えると、期待せずにはいられません。

ちなみに、中国の最大の貿易相手はアメリカを抜いて日本がトップとなりました。今後中国との関係は、日本の経済にとって、かなりのキーファクターになることでしょう。政治が中国よりに動いているのも理解出来ます。



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