2008年7月10日木曜日

Sambaでセグメントを超えた接続が出来ない場合の対処方法

セグメントを超えてSambaサーバへアクセスできない場合の解決方法がググっても出てこないので、ブログ記事にしておこうと思う。これはルーターもファイアーウォールも特にネットワーク上は何の問題もないのに、何故かWindowsクライアントからアクセス出来ないってトラブルに対するもの。

例えば、192.168.10.100でLinuxでWindowsファイル共有サーバ(Sambaサービス)を立ち上げるとする。通常、192.168.10.x のIPアドレスを持つクライアントからはスムーズに192.168.10.100に繋がる。便利。

ところが、192.168.20.xのアドレスを持つクライアントPCからは、この192.168.10.100へアクセスが出来なかったりする。pingは飛ぶのに、Windowsファイル共有だけが出来なかったりする場合の解決方法。

pingすら飛ばなかったら、192.168.10.100のファイアーウォールや、各ルーターとか間にファイアーウォールがあれば、それらの設定を見直すこと。

解決策

解決策は実はとっても簡単。LMHOSTSファイルを書いてあげればOK。
LMHOSTSファイルは
C:\WINDOWS\system32\drivers\etc

の中にある、lmhosts.samというファイルを編集して、lmhostsという拡張子を取ったファイル名で同じディレクトリ内に保存してあげればOK。

例えば、LMHOSTSへ

192.168.10.100 sambaサーバのホスト名

みたいな記載をすれば良い。これで、いくら苦労しても全然繋がらなかったSambaサーバへあっさり繋がったりする。四苦八苦していた方は試してみて欲しい。

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