2008年9月16日火曜日

中国がアメリカを買ってしまえば良いのに

外貨準備高世界一の中国がアメリカを買い占めてしまえば良いのに。でもって、21世紀は中国の時代へと変えてしまうと(とはいえ、中国企業のアメリカ企業への買収提案が規制によって弾かれたりするのだから、難しいんだろうなぁ。)。

時代の流れをみれば、
19世紀はイギリスの時代。
20世紀はアメリカの時代。
21世紀は中国の時代。

それぞれの時代を担う立場は、常に移り変わるのが普通だし、環境要因から考えて、中国が世界のトップになる力が現在一番強いかと。リーマンブラザーズ破綻などの影響でヨーロッパの金融もおかしくなれば、いよいよもって中国が有利な立場に立てるんじゃないかな?

かつての日本の例を見れば、この小さな島国の人々は外需だけではなくて、8割方が内需の増加によってもたらされた経済効果によって世界で2番目の経済大国になったわけです。中国は現在、輸出量が減って成長が減速していると報じられてこそいますが、13億人の人口を抱える国が、日本やアメリカと同じような状態に追いつくまでに生じる需要というのは凄まじいものがあります。例えば、現在の上海のサラリーマンの平均初任給は約4.5万円ほどですが、日本のそれは約22万円です。その差は約5倍。

現在の中国が少なくとも日本に追いつくならば、あと5倍は成長余地があるということになりますし、その頃になったらなったで、さらなる成長余地が発生していることでしょう。

そんなわけで、アメリカ経済に依存していた中国経済が、内需主導の自国経済を強みに変え、世界のトップになる日がすぐにでも来れば良いなぁと思っている次第です。

日本?日本はまあ、バブル崩壊も経験し、さらに安全思考で貯蓄好きな国民性もあってか、こうした大不況時にも、殆どの人は明日の生活が劇的に変わったりするようなお金の運用はしていなかったりするんですね。そんなこんなで、結構良いポジションにいるんではないかと。少なくとも、現金がいっぱいあれば、安くなった株を今のうちに買って、数年後の億万長者を目指せる立場にはいる国民なわけですし。でも、だからと言って今投資に向かう人も少ないんだろうな。リスクも無ければ、チャンスも活かさない変わった民族なはずですね。殆どの日本人は。良いか悪いかはさておき。

とはいえ「みずほ」とかヤバイよとか言われちゃっているし、三菱東京UFJもどうなんだろう?な状況みたいですね。中国の銀行とかもサブプライム関係の資産は抱えているだろうし、世界経済は妙に繋がっちゃってますね。だからこそ、アメリカより早くに分離(デカップリング)してしまえば良いと思うんですが。

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