2009年6月19日金曜日

iPhone OS3をクリーンインストール

何げにもっさり感が強かったので、OS3をクリーンインストール。

再起動が終わると、きびきび動き出す。
MobileMeと同期をしているので、クリーンインストールをしても、アカウントの設定を入れると自動的にアドレス帳やブラウザのブックマークが同期されて、以前と同じ状態に戻る。なんと便利な。

とはいえ、他のアプリは個別にデータを保存しているものばかりなので、そちらは個別にバックアップなどを作成しておかないと、データは二度と戻って来なかったりする。
一部のメモアプリのデータのバックアップを忘れ、見事に消えてしまった。記憶を頼りに再度メモを作成しておく。

あと、標準でiPhoneについているメモアプリは今回のアップデートで同期が取れるようになったので、こちらは無事に復元完了。やはり同期が取れるのは管理が楽なので、簡単なメモはこちらに取ろうかな?という気になる。

Evernoteのように、Web上にデータが保存されていくアプリはバックアップを考えなくて良いので楽かと。こうなると、データは全てWebを通じてサーバ上に保存されるのが、これからの標準的な流れになるんじゃないかと考えるのが普通かな?企業はデータ流出を恐れて、会社でそういうサービスを使うのを禁止したりするけど、昨今の情報漏洩の大部分はP2Pを使用してウィルス感染をし、そこから漏れるものだったり、ノートPCを何処かに置き忘れたりするもので、クラウド型のサービスで漏れたって報告はあまり聞かない。

しかも、下手な管理で業務効率を悪化させてる経済への悪影響の責任は誰も取らないし、増加する管理コストの埋め合わせも出来ないくせに、制限ばかり作っていくのだから利益を追及するという本来の企業の在り方からも離れているんじゃないかな?と思ってしまう。制限を加えて引き起こされる利益の損失と、制限を加えたことで生まれる利益を比べて、より利益が多い方を取るべきなんだろうけど、その辺の計算はきちんと実行されてなくて、単に後で責任問題を問われるから、うちはきちんとやってましたよ風に装えるパフォーマンスじゃダメだろう、と。

で、そんだけきちんとやっても、いざ情報漏洩が起きたら、結局そこで発生する損失はあまり変わらんでしょうに。でもって、それに加えて今まで払って来た管理コストの損失はどこで補填されんの?と。

大昔DDTっていう殺虫剤が人体に危険性があるといわれて禁止されたんだけど、実際に検証したら全然そんなことはなくて、でもってDDTによってマラリアの発生が一定レベルで食い止められていたのに、それを禁止したことで再度マラリアが増加し、死者の数が2億人増えたなんて話もあるけど、ようはそうした損失の責任って誰も取らないでしょ?だけど、企業として銭勘定しているわけだから、少しは頭で考えるべきなんじゃないの?

まあ、そんなことを考えてしまう時代です。

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