2009年9月30日水曜日

Snow Leopard Serverが度肝抜いちゃっている件

中小企業向けのオフィスサーバでSnow Leopardが良すぎる件について。

中小企業のサーバは人数にもよるけど、1台のサーバを入れれば大抵のことは捌けてしまう。とは言えWindowsだとクライアント数が増えれば、それに従ってライセンスが高くつくし、グループウェア(サイボウズとかね)を入れれば、これまたライセンス数がかさむ。

これらのライセンス数に絡む金額を無かったことにしてくれるのがSnow Leopard Server。Snow Leopardになってから、もともと10万円は超えていた金額も5万円を切るようになり、しかもクライアント数は無制限。WindowsのActive Directory、ウェブサーバ、メールサーバ機能はもちろんのこと、Wiki Serverなる機能があり、こいつを使えば社内の情報共有は殆ど出来てしまう。デモを見てもらうと早いのだが、こんな感じ。



OSに標準で備わっているQuickLookという機能を使い、アップロードした添付ファイルの中身をダウンロードする前にブラウザ上でプレビューさせてしまう機能が怖い。Word、Excel、PowerPointを始めとするOffice系文書、PDF、画像、動画に至るまで、Wiki上に説明付けて放り込んでおくだけで、一発検索で探して来れる上、プレビューして中身を確かめダウンロード、後はそれを使って仕事をすればOK。なんとも便利。しかもWindowsだろうが、Macだろうが、OSは問わずブラウザでアクセスすれば使えちゃいます。

MicrosoftもSharePointなる情報共有システムを作っているのだけど、こちらは検索がいまいち使えない上、とても情報共有の手助けをしているとは思えないようなシステムだったし、サイボウズも似たりよったりだった。次いで言えば、ライセンス高いよ。中小企業はシステムに金かけるよりも人に金かけたかったりするので、尚更高いシステムは受け入れの閾値が高いのです。

そこでSnow Leopard Server。5万円以下。安い。しかも設定簡単。こいつは便利。日々の運用もこれまた楽。OS標準で強力なバックアップ機能であるTime Machineと呼ばれる機能がついているので、外付けのHDDを買って来て繋ぎ、後は認識されたHDDをTime Machine用のバックアップディスクとして指定してやるだけ。毎時間おきにバックアップが走り、バックアップ用HDDの容量が全て使われるまでのファイルの変更履歴を殆ど全て保存してくれます。なので、この書類のファイルを3日前の状態に戻したい、なんて要求にも対応可能。バックアップデータがいっぱいになって来た場合は、古いデータから消えて行き、新しいデータに置き換わっていきます。

OS標準でRAID0、1の設定が出来るので、HDDを2本の状態でRAID1にて使い始めれば、冗長性も高くなってさらによし。今は1TBのHDDが7000円台なので、これらを刺してやればとても安価に安心なサーバ作れちゃう。外付けHDDとTime Machineを組み合わせれば、さらに安心。なんて便利なことでしょう。

ってなわけで、心底その良さに惚れ込めるサーバとなったMac OS X Snow Leopard Serverなのでした。


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